高齢馬の活躍

最近の競馬は高齢馬の活躍が目立つという印象を持っておられる方は多いのではないでしょうか。

その印象がカンパニーという馬によって植えつけられたという方も多いでしょう。

東京競馬場を大の得意としている名牝ウオッカを8歳という高齢のカンパニーが、毎日王冠・天皇賞と立て続けに破ってしまったのです。

おそらくデータのみでこのレースを買っていた人は馬券を取れなかったことでしょう。

それぐらい今までの常識をくつがえすようなできごとだったのです。

晩成型といわれる古馬になってから活躍する馬はいますが、この馬の場合デビュー以来2桁着順になったのは2回しかありません。

若い頃からそれなりに強くこれは8歳になるまで高いレベルで成長し続けており、これは究極の晩成型といえるのではないでしょうか。

8歳にして好位から中段を追走して直線で上がり32秒台を出せる馬はこれからもあまり出てこないでしょう。

なぜこの馬がそれほどまでに強さを維持できたのか。
その理由のひとつといえるのが無駄なレースを使わないということが挙げられると思います。

競馬好きな方なら1度ぐらいは「なぜこの馬がここを使うんだ?」という疑問を抱いたことがあるのではないでしょうか。

そこには馬主や調教師の意向などがあるのでしょうが、カンパニーの戦歴にはそういう無駄なレースはほとんど見当たりません。

中山記念から始動して(2008年は東京新聞杯)そこから春のG1戦線へ、夏は休養し秋のステップレースからG1戦線へ、というスムーズなローテーションが見て取れます。

今週行なわれる天皇賞(春)予想しています♪

2006年~2007年には長期休養してますが関屋記念を叩いて秋のG1戦線に向かい全てのレースで掲示板を確保しています。

これは調教師の馬の調子を見抜く力とそれを信頼する馬主が、馬優先のローテーションを組んだことによるファインプレーともいえるのではないでしょうか。

それが8歳馬として初めて平地のG1レースを勝利するという偉大な記録につながったのです。